【1ヶ月で資産が10分の1に!】私はこうして転落した~順調期編~

こんにちは、40代専業トレーダーのごりごりです。

本格的にデイトレ投資を始めて約半年。

始めた当初は順調に資産を増やしてきたはずが、2021年後半の地合悪化に対応できず、気がつけば資産は元本の10分の1。

上手くいってた時は、

「これで一生食べていける!」

そう思っていたのに、なぜこんなことになってしまったのか。

答えは簡単。

それは、、、

 

してはいけないトレードをしたから

 

これに尽きます。

では一体どんな失敗をしてしまったのか!?

このブログでは私ごりごりが順調期からどのように転落し、そしてそこからどう復活していくのか。

その記録を綴っていきたいと思います。

(※途中で退場したらその時はそっと笑ってやって下さい。)

 

ではまずは何もかも上手くいっていた順調期から振り返ってみるとしましょう。

※本文は”である調”です。

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絶頂期

スイングからデイトレへ

250万円を元手に日本株投資を始めて約1年が立った2021年7月。

開始時は右も左も分からないド素人だったが、その頃には中小型の割安株を中心としたスイングトレーダーとして、ある程度利益を出せるようになっていた。

ただ、複数の銘柄を1ヶ月~1年間持ち続けて、利益は約30万円ほど。

”年利12%”は決して悪い数字ではないが、費やした時間に対する効率を考えるとどこか物足りない。

もっといいやり方はないのか。

2年前に脱サラし、フリーになっていた身としては、日中、ザラ場を追う時間もある。

様々な可能性を考えた結果、『デイトレ』という結論に至るのは自然の流れだったように思う。

 

デイトレ開始:2021年7月

デイトレを開始すると決めたのは、2021年7月28日。

新しい挑戦に気分は上々だ。

ただデイトレは完全なる初心者。

いきなり知りもしない銘柄に手を出すのはさすがに危険、と言うことでまず始めに買ったのは↓の3つ。

・リバーホールディングス(5690)※

・タケエイ(2151)※

※2021年10月に合併し、現在はTREホールディングス(9247)

・ヒトコミュニケーションズ(4433)

いずれもコロナ禍にも関わらず業績絶好調で、それまでスイングで馴染みのあった銘柄だ。

それぞれ日々の出来高が多い銘柄ではないため、手法としては前日や朝一の様子を見て、上がりそうな気配なら順張りでインする。

ただそれだけだ。

しかしこれが見事にはまり、初日の確定損益は+29,900円。

出だしとしては悪くない。

これを20日間繰り返せば1ヶ月で60万円。

皮算用は気が早いと頭では理解しながらも、いけそうな気がしていた。

 

7月収支:35,260円

 

デイトレ2ヶ月目:2021年8月

デイトレ開始早々、地合の良さも相まって収益は順調に伸びていく。

始めの壁にぶつかったのは8月。

「そろそろ値動きの大きい銘柄をトレードしたい!」

と思うようになった私が狙ったのは『海運株』。

その当時、海運市況の盛り上がりで業績絶好調だった海運3社(日本郵船/商船三井/川崎汽船)は、連日高値を更新し続ける快走ぶりを見せていた。

これに目を付けた私は、既に大きく値上がりしていた郵船と三井ではなく、”川崎汽船(9107)”と”乾汽船(9308)”をターゲットとして選定。

ただ、これが失敗だった。

まだまだ不慣れな状況の中でボラティリティ(価格変動率)の高い”テーマ株”へ手を出したことで、値動きに全く対応することができず、あえなく撃沈。

1日で-150,000円というとてつもない損失を出してしまった。

1年間かけて積み上げてきた利益(30万)の半分が、わずか1日で吹き飛ぶ恐ろしい世界。

これでデイトレの怖さが身に染みれば良かったのだが、

「すぐに取り返せる!」

と、根拠のない自信に溢れていた私は、翌日からも海運株へ手を出して連戦連敗。

デイトレ2ヶ月目は株投資を始めて以来、最大の損失を出してしまった。

 

8月収支:-460,950円

 

デイトレ3ヶ月目:2021年9月

傷心のまま迎えた9月。

こんなことをやっていてはさすがにまずいと、多少の危機感を抱いてた私は、本屋でたまたま立ち読みした株雑誌である銘柄の存在を知る。

それが、

エネチェンジ(4169)

だ。

一般消費者向けに電力・ガスの切り替えプラットホームを提供し、2021年1月に東証マザーズへ新規上場していた同社は、”再エネ”&”脱炭素”&”DX”というテーマにも乗り、8月から株価を劇的に上昇させていた。

<エネチェンジ 2021年9月チャート>

大きな調整もなく連日右肩上がりに株価が上がっていくこの銘柄は、デイトレ初心者の私にとっては格好のターゲット。

買えば上がる、上がれば売る、そして下がればまた買う。

これを繰り返すだけで利益が増えていったこの月は、8月とは打って変わって大きく利益を伸ばし、今後に明るい希望が開けた月となった。

 

9月合計損益:279,400円

 

デイトレ4ヶ月目:2021年10月

この月も引続きエネチェンジが絶好調。

<エネチェンジ 2021年10月チャート>

前月に成功を収めた手法で日々順調に利益を積み重ねていく。

 

さらにそれに加え、9月から監視を続けていた

FRONTEO(2158)

<FRONTEO 2021年10月チャート>

 

エンビプロHD(5698)

<エンビプロ 2021年10月チャート>

 

といった銘柄も上昇トレンドを形成し、それに乗ることで利益はさらに拡大していく。

2ヶ月連続で大きく利益を伸ばすことに成功した私は完全に有頂天。

そろそろ”デイトレーダー”を職業として名乗ろうかと真剣に考え始めていた。

 

10月収支:392,300円

収支合計

損益資金残高取引銘柄
7月35,2602,535,260リバーHD
タケエイ
ヒトコム
8月-460,9502,074,310川崎汽船
乾汽船
9月279,4002,353,710エネチェンジ
10月392,3002,746,010エネチェンジ
FRONTEO
エンビプロ
収支246,010

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